[ Question ]
[ファイル]-[開く]、[名前を付けて保存]を実行してもダイアログが開かない
[ Answer ]
変数値 1 ファイルを選択ダイアログが表示される
▲図1 クリックすると拡大表示
▲図2 クリックすると拡大表示
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通常は[ファイル]-[開く]、または[名前を付けて保存]コマンドを実行すると、ダイアログボックスが開きますが、突然このダイアログが開かなくなることがあります。(図1)
この現象の多くの要因はマクロやスクリプト、VBAといったAutoCADに自動処理させるようなプログラムを実行した際に、元の設定に戻っていないということがほとんどのようです。
コマンドラインに“開く図面ファイル名を入力”とだけ表示されますので、この状態ではコマンドラインに直接ファイル名称を入力しなければいけない状態になっていますので、元に戻す方法を説明します。
システム変数と呼ばれるAutoCADの特定コマンドの動作をコントロールする設定に[FILEDIA]というものがあります。このコマンドを直接コマンドラインに入力し[Enter]キーを押します。(大文字、小文字どちらでも構いません)
システム変数値の新しい値を求められます。現状は 0 になっていると思いますので新しい値を 1 と入力し[Enter]キーを押します。システム変数値を変更したことにより、以降は通常通り“ファイルを選択”ダイアログボックスが表示されるようになります。(図2)
システム変数[FILEDIA]
変数値 0 ファイルを選択ダイアログは表示されない変数値 1 ファイルを選択ダイアログが表示される
AutoCADではスクリプト(プログラムの一種)なども実行させることができます。プログラムを実行させることで本来なら手間がかかる作業(ひとつひとつのコマンドを手作業で実行)も自動的にAutoCADが処理してくれるようになります。プログラムの中で“指定ファイルを開く、または閉じる”という動作を自動的に行わせる際に、いちいち【ファイルを選択】というダイアログボックスが開いてしまうとその時点でせっかくの自動処理がその時点でストップしてしまいます。
例)
複数枚の図面ファイルを連続印刷するようなプログラム
ファイルを開く→印刷→閉じる、次のファイルを開く…
このような処理にはシステム変数[FILEDIA]の変数値を変更させるような指定があります。ホームページなどで一般に公開されているようなマクロ、スクリプト、VBA、またAutoCADをベースとしたソフトなどを使用する際には、そのプログラムがどういった処理をしているのかを知る必要があります。(自己責任での使用です)また万が一のときのために対処方法なども知っておく必要もあります。
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